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全民娯楽時代の到来~上海からアジア娯楽日記

上海在住のアジア芸能大好きな、(やや大きい)お姉さんの娯楽生活日記です。中国(台湾、香港)の音楽、コンサート、映画、韓流、ネット、テレビなど・・・娯楽・芸能に国境はない!!


SuperJunior ハンギョン(韓庚)~~「仮面」から目薬CFまでの道のり~~

13人という大所帯の韓国アイドルグループSuperJunior。“中国boy”ハンギョン韓庚)は韓国では13人の中の1人に過ぎないかもしれませんが、中国では別格アイドルです。
特に2008年はSJ-Mがデビューしたこともあり、ハンギョンは北京五輪の聖火ランナーを務めたり、 北京オリンピック公式ソング『北京歓迎你』に参加したりと大活躍でした。(聖火ランナーについてはネット上の投票で選ばれたそうです。)

中国でやたらともてはやされるハンギョン「韓国でSuperJuniorやってるってことが、そんなにエライのか?」と疑問に思ったこともありました。
しかし、ハンギョンを応援せずにはいられなくなる数々の出来事やエピソードがあります。その代表ともいえるのが「ハンギョン・仮面事件」です。

2005年11月、SuperJuniorは12人グループとしてデビューしました。デビュー曲は「TWINS」です。しかし、ハンギョンは外国籍(中国籍)である関係で、テレビ番組に出演することができませんでした。「TWINS」はデビュー曲ということもあり、12人の団体フォーメーションを特に重視したので、苦肉の策で仮面を付けて出演することとなったのです。

その映像を見た時は、おどろおどろしい金色の仮面を付けている黒い衣装の人が1人混ざっているので、ぎょっとしました。
それがハンギョンだと知った時は・・・かわいそうだよ・・・どうしてこんなことに・・・!!と思いました。
これはファンはもちろん、一般の中国人から見ても、外国で頑張っている同じ国の少年がこんな待遇を受けるなんて胸が痛みます。また、それでも頑張っているハンギョンを応援せずにはいられません。

「TWINS」宣伝期間の2~3ヶ月間、仮面を付けて出演する状態が続いたそうです。
外国籍(中国籍)であるために、韓国でテレビ出演する際、テレビ局と別途協議書を交わすことが必要で、それを結んでいないとテレビに出演して歌ったり、しゃべったり、演技をしたりといった演芸行為を行なってはならないそうです。また、デビュー当時はハンギョンのビザの種類も問題になっていたと言われています。
↑↑韓国の事情については正確ではないかもしれないです。「このように言われている」ということでご理解下さい。また、韓国芸能界の慣習的な面も含まれているそうなので、今は運用方法が変わっているかもしれません。

中国の動画サイト土豆網(tudou.com)などで「韩庚 面具」と検索キーワードを入力すると、仮面を付けて出演しているライブ映像が検索されます。(※面具は仮面という意味)

「TWINS」以降も、ハンギョンが国籍の問題でテレビに出演できないケースがあったのですが、その場合は仮面を付けたりせず、欠席して歌の部分は他のメンバーが代っているようです。

この「ハンギョン仮面事件」は中国ではとても有名で、ファンはもちろん、芸能記事や番組の中でもよく取り上げられています。今年4月にデビューした「SJ-M」(SuperJuniorの中国向けユニット)の活動で、中国のテレビ番組に出演した際も「仮面事件」に触れられていました。
これは、2008年3月19日に数字電子新娯楽頻道で放送された「最佳現場」という番組で、ハンギョンの子供時代から現在までを映像とインタビューで紹介するというものです。韓庚特番です。
[Youtubeリンク:数字電子新娯楽頻道 ハンギョンインタビュー]
http://jp.youtube.com/watch?v=PbEKP6aybwA


番組の仮面事件に関する部分の日本語訳です。 (by 阿姐) (上の動画の5分40秒~9分50秒の部分)

質問(男性記者): デビューした時、特殊な事情のために仮面を付けて舞台に上がることになりましたよね。その時、どんな思いだったか聞いてもいいですか?もし自分だったらショックで立ち直れなかったのではと思います。

ハンギョン: 確かに、受け入れがたいことだった。こんなに長い間デビューのために準備してきて、やっとデビューできたのに、突然「舞台に上がることができない」と言われてショックだった。この仕事が自分に適しているのか神様に試されているのかとも考えた。だけど、事務所の人たちやメンバーは「そのうち必ず解決するから、心配しないで」と言って励ましてくれた。でも心はどうしても沈んでいた。
「TWINS」はデビュー曲で、大人数でのフォーメーションを重視していたし、1人が抜けると振り付けを変えなければいけなくて、それを準備する時間もなかった。仕方がないから仮面を付けて舞台に上がろうかということになった。

質問(男性記者): そんな状況の中で、良くないことを考えたりしなかった?

ハンギョン: 最悪のケースとしては、帰国することを考えたりした。

質問(女性記者): 初めて仮面を付けずに舞台を立てた時はすごく嬉しかったでしょう?

ハンギョン: すごく嬉しかった。やっと舞台に立てて、踊れるようになったという気分がして嬉しくて、興奮した。しばらく経ったら、冗談も言えるようになった。「僕の友達はどこ?」と探し回るふりをして、僕の友達というのは仮面のことなんだけど。(笑)

司会者: 仮面をつけた期間はどれくらい続いたの?かなり長く続いたのでは?

ハンギョン: 大体2~3ヶ月続いた。長い時間だった。

質問(女性記者): メンバーはそんな頃、どういう反応だったの?どんなふうに励ましてくれたりした?

ハンギョン: メンバーはいつもすごく励ましてくれた。毎回舞台に上がるたびに慰めて、ハンギョン、お疲れと言ってくれて、抱きしめたり肩や背中を叩いてくれたりした。

質問(女性記者):確認したいことが一つあるんだけど、仮面を付けて舞台に上がっていたとき、ヒチョルがハンギョンに堂々とパフォーマンスをしてほしくて、舞台の前の方に押したことがあったと言われているけれど、本当にそういうことがあったの?
※字幕のヒチョルの漢字名が間違っています。「西」ではなくて「希」です。
※この女性記者さんの発言、腐女子っぽいです。この記者さんは「庚」ファンなのでしょうか。「庚」とはハンギョン×ヒチョルのこと。
中国では大人気のカップリングです。

ハンギョン: あった。仮面を付けて舞台に立ったけれど、もしも映されたら罰金だ。本当に捕まってしまったら韓国にいられなくなる。だから心配でいつも隠れていた。でもヒチョルは「大丈夫、大丈夫」と言って僕を前の方に引っ張り出して、仮面を剥がしてしまった。でも怖くてずっと頭を上げられなかった。もしも、ほんの少しでも間違いを起こしたら、韓国に入国することは完全にできなくなる。

司会者(女性):でも、今こうやってその時のことを話していると、もう過ぎたことだと言えますよね。
ハンギョン:  そう、もう過去のこと・・・。

ハンギョンも言っているように、「仮面事件」はもう過去のことです。
今では、中国で目薬のイメージキャラクターを単独で務め、サワヤカ~~な笑顔を振りまいています。テレビでは学生服を着てラップを歌うコマーシャルも流れています。(ちょっと唐突なかんじのCFですが。)上海の街中には、ハンギョン・目薬宣伝カーも走っています。韓庚、本当に良かったね・・・!!

[写真:目薬(珍視明滴眼液)の宣伝] テレビコマーシャルも流れてます。
ハンギョン

[写真:ハンギョンの目薬宣伝バス。クリックすると拡大します。] ハンギョンバスは上海市内では37系統の他に911、830系統で目撃しました。ちょっと台数が少ないみたいです。
ハンギョンバス

ハンギョンバス ハンギョンバス
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タグ : SuperJunior ハンギョン 韓庚 



韓国ドラマにあやかりたい?タイドラマ『鳳凰血』~~「赤い疑惑」から「秋の童話」~~

上海阿姐がタイ芸能に触れたのは、“タイのハニカミ王子”アイス・サランユーくんを紹介してもらったことがきっかけです。アイスサランユーのCDを聴いてみたところ、歌で聴く限りタイ語の響きは中国語に似ていて、全然違和感がありませんでした。曲調もC-POP(中華バラード)の親戚みたいです。そして、こんなに洗練された曲を歌うアイドルがいるということは、タイの芸能市場は相当発達しているのでは・・・?と思いました。
[写真:アイスサランユー 1sアルバム「ICE SARUNYU」と2ndアルバム「パーティーオンアイス」]
アイスサランユー
【アイスサランユー 日本オフィシャルサイト】 http://www.iceiceice.net/

中国には、タイポップスはほとんど入ってこないのですが、タイのドラマは何本か放映されたことがあります。CCTV(=中国中央電視台 ChinaCentralTV)の海外ドラマ専門チャンネル(CCTV8/海外劇場)でタイドラマを観たことがあります。すごく面白くてはまってしまいました。そのドラマを観るために走って家に帰ったりしたことを思い出します。『鳳凰血』という名前のドラマです。

タイトル:『鳳凰血』(中国語タイトル) 原題:分かりません。誰がご存知でしょうか・・・このドラマを観たことある方、いらっしゃいますか~^^
中国中央電視台 海外ドラマチャンネル(CCTV8 海外劇場)にて2006年放送。全20回。
主演:Santibhap Suwannaphim, Namthip Jongratchataviboon
監督:Kitti Bunsakulsak

~~ ストーリー ~~
時を同じくして2人の女の子が誕生した。一人はバンコクの名門一家、ナリー夫人の末娘として生まれたパーチャ。もう一人は夫の暴力に怯え貧しい暮らしをしているソイーの娘として生まれたナンフォン。偶然から、ソイーはナリー夫人の臨時の乳母として雇われることになる。屋敷を訪ねたソイーは暮らしぶりの余りの違いに驚愕する。自分の娘に良い暮らしをさせたいという思いを抑えきれず、子供を取り替えてしまう。
ソイーの罪が暴かれぬまま22年が経った。
貧しい環境の中でも美しく芯のある女性に育ったナンフォン。一方、パーチャは一族のたった一人の女の子としてわがまま放題に振舞っている。ソイーは真実を明かさぬままナリー夫人一家と再会し、ソイーは家政婦として、ナンフォンはナリー夫人が経営するホテルの従業員として働くことになる。
ところが、母親思いで自立したナンフォンに、パーチャの兄・ラシンと、パーチャの婚約者グリーが恋をしてしまう。実の兄妹の関係に焦るソイー、婚約者の心を奪われて怒り狂うパーチャ。それぞれの運命はいかに・・・・!!
[写真左:上段:ナンフォン+グリー、下段:ラシン+パーチャ] [写真右:左から、ラシン、パーチャ、グリー、ナンフォン、バラミー] (←役名です)
鳳凰血 タイドラマ タイドラマ 鳳凰血
この人間関係、このストーリー展開、はっきりいって韓国ドラマ「秋の童話」のパクリ・・・・と思わせますが、韓国ドラマをパクっているというよりは「アジア中で人気の韓国ドラマにあやかりたい」と思って制作しているようです。
【参考ニュース:「華夏時報;:泰国電視劇制作精良挑戦韓劇」(韓国ドラマのクオリティ、緻密さに挑戦するタイドラマ:華夏時報)】
http://yule.sohu.com/20080627/n257787196.shtml

タイ独特の設定の下、韓国ドラマの要素をふんだんに取り込んでいます。まず、主役の女優の表情や雰囲気がソン・ヘギョにそっくりです。音楽の使い方や、美しい自然を舞台としたラブシーンが韓国ドラマっぽいです。そして、タイならではなの華やかさがあり、王室に縁のある将軍家などタイの上流社会(?)が描かれます。ヒモみたいなチンピラも出てきます。衣装や小道具もきれいだし、俳優も美形揃いで見てて楽しいです。

このドラマの見所、とにかくパーチャのいじめっぷりがすごいです。泳げない相手をプールに突き落としたり、煮えたぎったスープをかけたり、いじめというよりは殺人行為です。タイはお金持ちなら人を殺しても罪にならないのか!?と誤解を招くほど堂々と攻撃を加えるのですが、パーチャによると「パーチャの婚約者に手を出すなんて、殺されて当然!!」とのことです。実際、手を出しているのは婚約者の男の方なのですが・・・。

突然不治の病に冒されたかと思うと、死んだ人間が生き返ったりして、無理やりハッピーエンドです。これもタイドラマの醍醐味でしょうか・・・!?びっくりも多いですが、それを差し引いても十分面白いです。ラストは感動しました。韓国ドラマというよりは大映ドラマみたいですが、日本で放送したらきっとヒットすると思います!!
【Youtubeリンク ドラマのオープニング(タイ版) MTV Piang Neung Kum - Sirasack Ittipholpanich】http://jp.youtube.com/watch?v=5M2lIAoiUR8&NR=1
このMTVを見れば大体どういう話か分かります。


韓国ドラマ『秋の童話』はアジア中に韓流ブームを巻き起こすきっかけとなった作品ですが、中国では『血疑(シュエイー)』と比較されることが少なくありません。血疑』とは、山口百恵と三浦友和のドラマ『赤い疑惑のことです。たしかに、白血病、兄妹同士の愛、運命のいたずら、可憐で健気な涙が似合うヒロイン、家族愛・・・といった多くの要素が共通しています。
血疑』は1980年代に中国で放映されて絶大な人気を得たそうです。山口百恵(シャンコウバイフイ)はある年齢層の人にとっては永遠のアイドルで、「山口百恵は楊貴妃の子孫」という流言が生まれるほど崇拝されていました。最近も再放送されているので、全世代に渡って知られています。
秋の童話」は韓国ドラマならではの唯美的な脚本・映像で、アジア中に韓流ブームを巻き起こした韓国ドラマの金字塔です。中国では「経典韓劇」(古典韓国ドラマ/名作韓国ドラマという意味)に必ず挙げられます。
しかし、「赤い疑惑」のドラマ性や、生きようとするヒロイン像の方が、より幅広い共感を得られたようです。

なお、1980年代に中国で「赤い疑惑」が放送された頃、テレビはほとんど白黒だったそうです。2007年に再放送された際、「赤い疑惑」がカラーだということに初めて気付き驚いた人も少なくなかったようです。
[捜狐新聞:《血疑》原来是彩色的!図)] (「赤い疑惑」はなんとカラーだった!)
http://news.sohu.com/20070501/n249816708.shtml
[写真:『血疑』(赤い疑惑)中国版DVD]
血疑 DVD

タグ : 鳳凰血 赤い疑惑 秋の童話 血疑 



今週の「上海電視」表紙はウーズン(呉尊@飛海輪) ~~アジア芸能マスコミを比べてみると・・・

上海のテレビ情報雑誌「上海電視」は毎週日曜日発売です。必ずタレントのドアップ写真が表紙でインパクトがあります。表紙になるのは上海を訪れた香港・台湾タレント、韓国スター、ドラマや映画で話題の中国の芸能人などです。話題の人、旬の人が表紙になると言ってもいいです。
今週号の表紙はフェイルンハイ(飛海輪)のウーズン呉尊)でした。
見た瞬間、あ!ウーズンだ!!カッコイイ・・・!!と思いました。
[写真:上海電視 2008年8月第三週号(2008/8C号)] (クリックすると拡大します)
呉尊

「上海電視」ウーズンのインタビュー記事を、一部概訳してご紹介します。
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今年の夏、台湾芸能の話題の一つはドラマ「籃球火」(HOT SHOT)である。言承旭(ジェリー・イェン)、羅志祥(ショウ・ルオ)、呉尊ウーズン)という3大アイドルが共演する。3人がスターの地位を得たタイミングは異なり、それぞれ、21世紀の台湾アイドル史の代表人物といえる。・・・・以下略・・・・
ドラマの外では、3人のアイドルスターの不仲説が流れるほか、3人のうち誰がトップを張るかについてマスコミやファンたちが延々と論争を続けている。言承旭は3人の中で最も早くスターの座についた。日本でも知名度が高く、ドラマを海外市場向けに輸出する際は大いに貢献するだろう。羅志祥の芸暦は最も長い。歌、演技、司会、各方面で幅広く才能を発揮しており2007年の収入は1億台湾ドルを超えている。ウーズンはというと、まさにスター街道を歩みつつある外来人だ。実際、新鮮であることは何よりの強みである。ドラマの外での優勝争いのゲームは「籃球火」と同時に始まる。

呉尊の三つの「否定」

1.ナルシスト(王子様病)ではない
台湾ドラマ「公主子妹」のウーズンの役は、F4が「流星花園」で演じたような、富豪・名門の子息といった王子様的な役柄である。しかしウーズンは王子様キャラとして振舞うことを決して好んではいない。「自分は王子様の条件は満たしていないし、極端にフォーマルだったり、大げさな服装も好きではない。どちらかというとカジュアルな格好が好きだし、普段どおりの方が自分らしい。」
ウーズンは謙遜しているが、フェイルンハイのメンバー同士ではナルシストぶりを発揮している。メンバーの炎亞綸(アーロン)が暴露しているが、ウーズンは自ら「ブルネイは華人が少ない、一番かっこいいのは自分だ。うちの従姉妹はブルネイでベスト10に入る美人。」と話しているという。これについてウーズンは「そんなこと言ってない!!」と否定したが、こういうナルシストぶりは、ファンにとっても愛すべきものであろう。
そんなウーズンも「大胃王子」(大食い王子)の称号は否定できない。テレビ番組上でも一度も飲み食いを断ったことがないし、実際プライベートでは更に大食いなのだ。・・・・以下略・・・・

2.お姫様タイプの女の子(公主妹)はタイプではない
ドラマ「公主小妹」を演じているとはいえ、ウーズンはお姫様タイプの女の子に一目惚れするタイプではない。幸い、「公主小妹」でアンジェラ・チャン(張韶涵)が演じた主人公は、高貴な身分でありながらシンデレラのような待遇を受ける、それでいて率直で自然な女の子だ。ウーズンは「わざと自分を作ったりせず、自然にしているタイプが好み。」と言っているが、このような「普通の要求」は、実際にはかえって満たすのが難しい。
ウーズンはドラマ出演するたびに、相手役の女優とゴシップが流れる。アリエル・リン(林依晨)に始まり、エラ(ELLA@S.H.E)、アンジェラ・チャン(張韶涵)、シャーリーン・チョイ(阿Sa@Twins)・・・毎回、大げさに語られるわりには実質が伴っていない。基本的に、人々はこれらの噂がドラマ制作者の宣伝方式であるこを知っており、慣れっこになっている。ウーズンのような「理想の彼氏」のイメージを利用しない手はないというわけである。・・・以下略・・・・。

3.家の力には頼らない
ブルネイ出身、それはウーズンに神秘的な色彩を添えている。流暢とはいえない中国語で、中華芸能界に現われたウーズン、その出身については誰もが興味を引かれる。父親は不動産業で財を成しており、裕福な家庭の出身だ。しかしウーズンは自らの力で道を切り開いており、ブルネイで既に2つのフィットネスクラブを経営しており、現在3つ目を検討中である。「3つ目のフィットネスクラブはブルネイには作らない。適当な場所を探しているが、肝心なのは信頼できる人間とパートナーシップを結ぶこと。」と語る。フィットネスクラブの経営のため、ウーズンは自ら銀行と掛け合い、借入れから利息の支払いまで自分で計算した。フィットネスクラブでは水道管や電灯の修理、配線まで自分でできることは何でも自分でやった。「どんなお金も自分の力で稼ぐ」それがウーズンが自分に課すルールである。・・・以下略・・・

呉尊
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内容的には、本当かな・・・・?と思うところも少しありますが、全体的にはウーズンにとても好意的で、大陸メディアから見たウーズンのイメージがよく表れていると思います。

ウーズンとはあまり関係がありませんが、各国・地域の芸能記事について、上海阿姐が勝手にコメントしたいと思います 阿姐の私見です^^

■ 台湾 --- やらせが多い
このインタビュー記事にも出てくるように、ドラマや映画の相手役同士に恋愛の噂が流れることがすごく多いです。特に台湾芸能に顕著です。例えば周杰倫(ジェイ・チョウ)は女性歌手に楽曲を提供するたびに、その歌手と噂が流れました。恋愛ゴシップを宣伝に利用しています。ファンや一般大衆は「宣伝活動の一方式」として、ゴシップを軽くあしらっているかんじです。
もちろん、中には本当のスクープもありますが、デュエットしたり、ドラマや映画の相手役同士だったり、同じ事務所やレコード会社で売出し中のタレントだったりと、商業的利益が絡んでいる場合、ほとんどやらせなのではと思います。
芸能人側が、わざとゴシップになるような行動を取る、ネタを流して話題作りをすることを中国語で「炒作」(chao zuo)といいます。

■ 中国大陸 --- ミスが多い(でも正直)
デビューの年や作品名、動員数、外国タレントの名前のスペルなど、基本的なデータのミスが多いです。芸能事務所自体がオフィシャル情報をきちんと整理していないことが一因でしょうか。
外国タレントの場合、中国側のエージェントがしっかりしていなかったり、エージェントが頻繁に代わることもあるので、オフィシャル情報が得にくいこともあると思います。ファンサイトが収集、編纂した情報が一番頼りになるのでは。
記事の内容は、良くも悪くも正直です。マスコミが記者会見などのやり方に不満を持つと、不満を記事の中で述べることも珍しくないです。記者の独断や勘違いも多々ありますが、反面、思ったことをストレートに書くので鋭い指摘もあって面白いです。

■ 香港 --- えげつない記事が多い
香港タブロイド誌のえげつなさ、レベルの低さは有名です。
プライバシーを正面から侵害する写真を載せたりして、しょっちゅう停刊、発行差し止めになっていますが、それにも関わらず似たような雑誌が次から次へと現われているようです。

■ 韓国 --- 誇張が多い
中国で報道する韓国スターのニュースは、中国側が独自取材しているものと、韓国メディア(韓国MyDailyなど)の情報をソース源にしているものがあります。韓国メディアをニュース源にしている記事は、間違っているわけではないけれど、誇張されてるなと感じます。
上海で行われる韓国スターのコンサートやイベントの様子について、韓国メディアは一様に「大成功」「大盛況」と書きます。間違ってはいないのですが・・・いいことしか書いてないな~と思います。

■ 日本 --- お上品な記事が多い
事務所のチェックがあるのか、あまりきわどい記事が見当たらないような気がします。表現が微妙に婉曲化されています。中華圏の記事と違って、明らかなミスは少ないかもしれませんが、内容がお上品過ぎて物足りないとも思います。

・・・・といろいろ文句を並べてみましたが、記事の写真が美しいのは、圧倒的に韓国・日本です。特に韓国メディアの撮る写真のキレイさは、マジックを感じます。
中国に関しては、記事の内容は面白いのだから、写真をもうちょっとがんばってほしいです。どうしてウーズンはクマのぬいぐるみを抱くことになったのでしょうか・・・・!加油中国!!
[写真:上海電視 2008年8月第三週号(2008/8C号) クマとウーズン]
呉尊

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9月13日 SM TOWN Live'08 in上海 ~~キボムとSHINeeは来るのか・・・

オリンピックの真っ只中ですが、9月13日の「SM TOWN LIVE in上海」のチケットが発券されました。
~~ SMTOWN LIVE'08 in上海 ~~
出演:BoA、東方神起、SuperJunior、天上智喜、張尹力、少女時代、SHINee
日時:9月13日(土) 18:00~23:00
場所:上海8万人体育場
チケット価格: [グラウンド] 1280元/980元/680元  [スタンド] 680元/480元/280元/120元/80元 (120元、80元のチケットは購入不可) (※1元=約16円)
チケット業者「中国票務」のサイト:http://sh.piao.com.cn/ticket_3731.html
座席配置は下記のサイトをご参照ください。
http://sh.piao.com.cn/xinxicontent.asp?news_id=4266

上海市内のコンビニやCDショップにポスターが貼られています。
[写真:SM Town Live'08 ポスター。クリックすると拡大します。]
SMTOWN 上海

東方神起は5月にコンサートやったばかりだし、SuperJuniorは10月または11月以降にコンサート(Super-Show、SJ-Mコンサート※1)があると言われているので、集客が厳しいのでは・・・とも思いますが、8月15日に行われた「SM Town in ソウル」の写真を見たら、チケットを買い渋っていた上海阿姐も俄然行きたくなってきました!!参加予定の方いらっしゃいますか^^?
(※1 中国でのSuper-Show及びSJ-Mコンサートは、現時点では詳細情報が出ていません。)

SMTOWNが行われる上海8万人体育場は上海で一番大きな会場で、コンサートに使用する場合はマックスで約5万5千人収容可能なスタジアムです。(北京オリンピックのサッカーの試合にも使用されています。)
2008 SMTown Liveは北京でも行われると言われていましたが、北京はなくなって上海だけになった?という情報も流れています。タイ・バンコク公演については、タイのサイトでもチケット受付の情報が出ていました。かなり広い会場のようです。
http://dongsubang.com/forum/index.php?topic=591.0
donsunbang.com は東方神起+SuperJunior+BigBangを応援するタイのサイトです。トンバンの「Dong」、SuperJuniorの「SU」、BigBangの「bang」・・・・すばらしいURLです!
タイのファンサイト「DongSuBang Family of Love」:http://www.dongsubang.com/

SMTOWN 上海、注目の一つは先日韓国でデビューしたばかりのSHINeeです。SHINeeのデビューは中国のネットメディアも結構大きく報道してました。
SHINee sohu
9月13日に「中国デビュー」となるそうです。メンバーの特技に中国語が含まれているので、最初から中国市場を意識していたかと思わせますが、デビューミニアルバムは年齢に似合わず洗練されたR&Bだったので、敢えて中国に来なくてもいいのでは・・・と思いました。
中国では外国人がコンサートに出演するする際、中国政府文化部(※「部」は日本でいう「省」に相当)の批准が必要なので、事前の申請と審査を経なければなりません。6月末時点の情報では、SMTOWN上海の出演者にSHINeeの名前が含まれておらず、TRAXが含まれています。本当にSHINee来れるのかな・・・・?
[リンク:中国政府文化部のホームページ SMTOWNの批准について]
http://www.mcprc.gov.cn/zwxx/xzxk/t20080703_55552.htm

13人という大所帯のSuperJunior、日本のファンミーティング、マレーシアのMTVアジア・アワード授賞式と、海外活動の欠席が続いているキボムくんは、SMTOWN上海には来てくれるのでしょうか・・・。13人グループなんだから、13人来て当前のはずなのですが・・・全員来てくれたらありがとう!!と言いたい気分です。

SMTOWNは特に若いタレントが多く、キャリア的にはBoAが先輩格に当たるのではと思います。しかし、BoAは中国で活動をほとんど行っていないこともあり、固定ファンは多くありません。もしここに元H.O.Tのカンタ(KangTa)がいたら、もっと話題になるのにと惜しまれます。兵役に行く前だったら、ここにカンタの名前があったかもしれません。中国ではH.O.T、カンタ(安七)はすごく有名です。
[写真:中国ドラマ「男才女貌Ⅱ」の写真集]
Kangta

韓国SMエンターテイメントのタレントは、2006年11月に中国海南省でイベントを行っています。事務所を挙げて中国進出に意欲を見せていました。(日本進出にはもっと熱心ですが・・・)この時はKangTaが「団長」のような形でした。
[リンク:ポータルサイト 捜狐(sohu.com)の SM家族・2006年海南イベントの特集ページ] (SJのキボムは撮影のために来なかったです。ヒチョルはケガのために欠席。)
http://yule.sohu.com/s2006/smtown/index.shtml

9月13日のSMTOWN上海はチケットが高いです。特にスタンド席が割高なのが困ります。中華スターのコンサートだと350元で売られているブロックが680元となっており、およそ倍の値段です。
いつも色々なことが起きる韓国スターのコンサートですが、キボムとSHINeeが無事に来てくれる方に賭けることにします!!

【おまけ】 上海8万人体育場では、いま北京オリンピックのサッカーをやっています。8月16日のオランダ×アルゼンチン戦の写真です。非常に大きな会場で、ここをフル使用して満席にできるのは実際のところ周杰倫(ジェイ・チョウ)くらいです・・・・。
20082816
【おまけ2】上海8万人体育場のステージ写真です。スタンド1階席(17看台)から撮影しました。実際は、写真よりも距離間があるかもしれません。クリックすると拡大します。
上海8万人体育場_s

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F4ジャパン・ツアー2008まであと50日~~永遠の流星雨~~

まだ先のことのようにも感じますが、今年の10月には台湾スター「F4」の日本ツアーが予定されています。東京(武道館)、横浜(横浜アリーナ)、大阪(大阪城ホール)の3箇所7公演だそうです。大会場で7公演とは驚きです・・・・!
中華圏でF4F4として活躍したのは2003年SARSまでだったと思います。SARSが沈静化し、生活が正常化した頃にはもうF4はソロ活動中心になっていたと記憶しています。2006年のF4香港コンサートは日本でのF4ブームを受けての再結成的なコンサートでした。
(・・・というネタは前に書いたことがあるので、過去ログをどうぞ・・・)
中国では4人がソロ活動になって久しいので、それぞれがドラマ俳優、タレントとして成長することは期待されているけれど、もはやF4としての活動は求められていないと思います。グループとしてのF4が再ブームになることも恐らくないのではと思います。でも、『流星雨』を聴くと、F4と『流星花園』が与えてくれた夢々しさがよみがえります。皆がF4に熱狂したあの頃を思い出します。
名曲『流星雨』は平井堅の曲のカバーですが、平井堅が歌ったバージョンよりF4バージョンの方が好きです。歌が下手な方が曲の良さが引き立つという最高の例だと思ってます。(←褒めてるつもりです・・・)
流星雨』は今もいろいろなところで歌い継がれていますが、その一つは中国のボーカル・オーディション番組です。
~~2005年 超級女声・周筆暢の『流星雨』~~
2005年・2006年をピークに、中国ではボーカルオーディション番組が大流行しました。その頂点ともいうべき番組が、2005年度『超級女声』(湖南衛視)です。女の子のみを対象とするオーディション番組です。
全国大会ベスト8⇒ベスト6の回で、最終的に2位となった周筆暢が『流星雨』を歌いました。当然のごとくF4より上手いです。周筆暢は男の子のようなルックスで声も低いので、男性歌手の曲ばかりを歌って勝ち進みました。最も得意としたのは陶(デビット・タオ)です。
【Youtubeリンク 2005年超級女声 周筆暢(BB) 『流星雨』 】 http://jp.youtube.com/watch?v=oP41r5N-e_U


~~2007年 快楽男声・蘇醒(スー・シン)+3人の『流星雨』~~
2007年の夏、湖南衛視は3年間続いた『超級女声』に見切りをつけて、男性ボーカル・オーディション番組『快楽男声』を放映しました。数ヶ月間かけて地区予選から全国決勝まで行います。ついに全国決勝戦というとき、蘇醒(スー・シン)と他の選手3人が『流星雨』を歌いました。アレンジがジャズ風に変えてあります。決勝だけあって結構上手いです。やはりF4より上手い・・・・。4人でハモッてます。優勝者は陳楚生、蘇醒(スー・シン)は準優勝でした。
【Youtubeリンク 2007年 快楽男声 蘇醒 『流星雨』】 
http://jp.youtube.com/watch?v=sIkKjdq1hc0


一方、地元台湾ではF4『流星雨』はパロディ・モノマネの格好のネタとなっているようです。
まずは、台湾の男の子アイドルグループ棒棒堂(ロリポップ)が彼ら自身のバラエティ番組『模范棒棒堂』の中でモノマネをしたことがあります。番組ゲストに、『流星花園』で主役のつくし役を演じた女優・バービー・シュー(徐熙媛/大S)と、“F4生みの親”Comic Ritzの柴智屏社長が来た回です。
棒棒堂(ロリポップ)の小、威廉、小馬、阿緯がF4の4人に扮しています。
ジェリーの喋り方はかなり似てます。各自の音程の外し具合も忠実に再現してます。当時のF4の歌は本当にこんなかんじでした・・・・。
【Youtubeリンク 棒棒堂(ロリポップ)のF4モノマネ 「F是」】http://jp.youtube.com/watch?v=oP41r5N-e_U

~~自己紹介部分の訳~~
ヴァネス 「僕はアメリカ帰りのVaneess。親しい友達は徐若瑄(ビビアン・スー) and 麻吉(←台湾のHipHopグループ)。」
ジェリー 「僕は暴龍(←あだ名)。友達は皆写真を撮れるんだ。林志玲とは何でもない。写真に一緒に写ってるだけさ。皆勝手なことを言わないように。」
ケン 「僕は朱孝天。天天と呼んでくれ。天天想你~~♪(毎日君を想ってる~♪)」
ビック 「僕は寛寛の友達の窄窄(ザイザイ)。僕のことをもっと知りたければオフィシャルサイトを見てね。」(寛寛は広々としたという意味。窄窄は狭いという意味。窄窄と仔仔の発音がよく似ているのでダジャレ。)
[写真左:台湾バラエティ『模范棒棒堂』 司会の范瑋と棒棒堂BOYS。][写真右:棒棒堂(ロリポップ)アルバム 七彩棒棒堂/Colorful Lollipop] 
模范棒棒堂 棒棒堂

また、中華圏で大人気の台湾女子3人グループ「S.H.E」と羅志祥(ショウ・ルオ)もF4『流星雨』のモノマネをしています。HEBEがヴァネスのマネをしていますが、初期のヴァネスの特徴は英語交じりの過剰ジェスチャー、HEBEちょっとやりすぎです・・・。羅志祥(ショウ・ルオ)がビック・チョウに扮していますが、言葉の訛りをネタにされてます。
【Youtubeリンク  S.H.E、羅志祥 F4『流星雨』のモノマネ】
http://jp.youtube.com/watch?v=fC2vZum7iVk&NR=1

10月のF4・日本ツアーでは本家の『流星雨』が聴けるのでしょうか・・・!とても貴重なチャンスです。今となってはF4のステージは日本でしか観れないかもしれません。
大きな会場で3都市7公演、この日本ツアーもF4の奇跡の一つかと思います。
チケット全席12,000円は高い・・・とも思いますが、ファンが行ってよかった!と思える良いステージになることを願います。永遠の「流星雨」で感動させてください・・・!!

タグ : F4 流星雨 棒棒堂 



2008年8月8日 北京オリンピック開会式~~五星紅旗と張芸謀(チャン・イーモウ)

2008年8月8日、ついに北京オリンピック開会式の日がやってきました。世界中の注目を集めた開会式、上海阿姐もテレビで見ました。
歴代開会式をはるかにしのぐ豪華絢爛さ、一言でいうと張芸謀のスペクタクルショー!」というかんじでした。北京オリンピック開幕式の演目は映画監督・張芸謀(チャン・イーモウ)が総監督を務めています。
日本では「紅いコーリャン」「活きる」などの作品で評価が高い監督ですが、近年ではスペクタクル作品の制作と賞取りレースに情熱を傾け、かつての作風からは一変しています。今では、張芸謀といえばド派手のスペクタクルというイメージです。
五輪開幕式も人海戦術とワイヤーアクションと宙吊りの連続、まさに張芸謀スペクタクルの世界です。映画『満城尽帯黄金甲』(邦題:『王妃の紋章』)を思い出しました。いまにもチャン・ツイー(章子怡)もどきの長髪美女がワイヤーにぶらさがって空から降りてきそうでした。
[写真:オリンピック開幕式。映画『満城尽帯黄金甲』を思い出しました。]
北京オリンピック
張芸謀は2004年のアテネオリンピックの閉幕式でも演目をプロデュースしています。しかしアテネでの演目は、中国国内では評判が良くありませんでした。超ミニのチャイナドレスなど衣装が悪趣味、「西欧人がイメージする中国」を演出しすぎて陳腐などと批判を浴びました。北京開幕式もアテネ閉幕式の二の舞になったら嫌だ・・・と心配されたのですが、北京については中国国内、国外ともに高い評価を得ているようです。

~~9歳の少女・林妙可~~
開幕式の始まりから間もないところで、中国56の民族の子供たちの入場とともに、赤い服に身を包んだ女の子が歌を歌います。歌ったのは9歳になる北京の少女・林妙可(lin miaoke)です。
北京オリンピック
この少女は子役のような形で広告やドラマに出演した経験はあるようですが、全国的に有名というわけではありませんでした。それがオリンピック開幕式に抜擢され、一躍全国民の注目を浴びることとなりました。
彼女が歌ったのは『歌唱祖国』という曲です。『歌唱祖国』は小学校で習う曲で、特に歌いだしの「五星紅旗迎風飄揚」の一節は誰でも知っています。「五星紅旗」というのは中国の赤い国旗のことです。

『歌唱祖国』の歌詞 一番のみ抜粋  (日本語訳 by 阿姐)

五星紅旗迎風飄揚、勝利歌声多么響亮
歌唱我們親愛的祖国、従今走向繁栄富強
越過高山、越過平原、跨過奔騰的黄河長江
寛広美麗的土地、是我们親愛的家郷
英雄的人民站起来了!我們団結友愛堅強如鋼

五星紅旗が風にはためく、勝利の歌声はあんなにも響き渡る
我らの親愛なる祖国を歌いたたえる、今から繁栄富強に向かって歩きだす
高い山々を越えて、平原を越えて、激しい黄河長江を跨ぎ
広々と美しい大地、これが我らの親愛なる故郷
人民の英雄が立ち上がった!我らの団結友愛は鋼の如く頑強だ

開幕式のショーは中国伝統文化をテーマとしており、中華人民共和国としての色彩があまりありませんでした。『歌唱祖国』は児童唱歌ながら中国建国を讃える曲です。
中国、すなわち中華人民共和国は1949年10月1日が建国記念日、中華人民共和国を中華民国と区別する意味で「新中国」と呼ぶこともあります。9歳の少女による歌唱は開幕式の中で「新中国」を感じさせる数少ない場面だったように思います。

~~ オリンピック主題歌 劉歓(リョウ・ホアン)とサラ・ブライトマン~~
開幕式で誰が主題歌を歌うかは、8月6日まで公表されませんでした。ネット上では、王菲(ワン・フェイ)だ、孫楠(スン・ナン)だ、成龍(ジャッキー・チェン)か? 周杰倫はどうだ、張[青見]頴(ジャン・リャンイン)がいいなどと憶測や願望が飛び交っていました。(張[青見]頴(ジャン・リャンイン)は2005年にオーディション番組『超級女声』3位の成績をおさめて歌手デビューした女の子で高い歌唱力を持ち、英語の歌が得意という長所があります。
結局、中国の国民的歌手・劉歓(リョウ・ホアン)とイギリスのサラ・ブライトマンが主題歌『我和你(私とあなた)』を歌いました。劉歓(リョウ・ホアン)はオリンピック100日前記念ソング『北京歓迎你』でも重要なポジションで参加しています。(『北京歓迎你』についての過去ログ
もしジェイ・チョウが開幕式で歌ったら、反対するファンもいるだろうけど世界中からジェイが注目を浴びることになるんだな~などと思っていました。ですが実際開幕式を見てみたら、いろんな意味でジェイが歌わなくてよかった・・・と思いました・・・。
北京オリンピック

~~ピアニスト 郎朗(ランラン)~~
中盤にさしかかる頃、女の子と一緒にピアノを披露する青年が登場します。彼は郎朗(ランラン)という有名なピアニストです。郎朗は1982年中国遼寧省瀋陽生まれ、少年時代よりピアノの才能を発揮し数々の国際的な賞を受賞してきました。現代中国の「成功青年」の代表のような存在です。日本では“クラシック界のキムタク”といわれるピアニスト・李雲迪(リー・ユンディ)が有名ですが、中国では郎朗の方が人気があり、評価されていると思います。
開幕式のために特別に作曲された「星光」という曲を演奏しました。(一緒にピアノを演奏した少女は盲目なのでは?と一瞬思いましたが、盲目ではないそうです。)
[写真右:郎朗(ランラン)のCD ベスト版]
北京オリンピック 北京オリンピック

開幕式自体は、テレビで見る限り大成功だったのではと思います。とにかくスペクタクルで圧巻でした。でも、ちょっとお金かけすぎ・・・・そして北京市内は交通・立入り規制でさぞ苦労したろうと思います。聖火と花火と五星紅旗の紅色に包まれて始まった北京オリンピック、成功を祈ります!!

タグ : 張芸謀 劉歓 郎朗 



MTVアジア・アワード2008 in マレーシア~~おめでとう!!張棟樑(ニコラス・テオ)、羅志祥(ショウ・ルオ)、SuperJunior・・・

8月2日、マレーシアのゲンティンハイランドで「MTVアジア・アワード2008」が行われました。「MTVアジア・アワード(MTV Asia Awards)」とは、その名の通り「アジア版MTVアワード」、アジア各国で流行した歌手にMTV社から賞を授与するイベントです。2008年は6回目となります。各国から多くのスターが集まるとても華やかなイベントで、毎回、中国では大きく報道されています。
アジアの10ヶ国(地域)から「人気歌手賞(Favorite Artist)」を選出しますが、4組の候補者からファンの投票で選ばれるということになっています。
MTVアジア・アワード2008 オフィシャルサイト】各賞の受賞者、候補者が載っています。
http://www.mtvasiaawards.com/
MTVAsia2008_s.jpg
[写真:MTVアジア・アワード2008 レッドカーペット上の司会者カレン・モクとJared leto]
 カレン・モク

~~受賞者リスト~~
アジアの10ヶ国(地域)の Favourite Artist賞(人気歌手賞)  ※本来これにインドが加わるはずですが、インド地区の受賞者がなかったです。

・中国大陸 :李宇春(リー・ユーチュン)
・台湾 :羅志祥ショウ・ルオ
・香港 :古巨基(レオ・クー)
・韓国 :SuperJunior
・シンガポール :孫燕姿(ステファニー・スン)
・マレーシア  :張棟梁(ニコラス・テオ
・タイ     :TOR+ Saksit
・フィリピン  :Chicosci
・インドネシア :Yovie & Nuno

MTVアジア・アワード インターナショナル各賞受賞者
・Timbaland feat. OneRepublic 「Apologize」
・Radiohead(ラジオヘッド)
・Leona Lewis(レオナ・ルイス)
・30 Seconds to Mars 「A Beautiful Lie」
・Muse 「Muse アジア・ツアー2007」
・Panic at the Disco
・The Click Five

Inspiration Award(インスピレーション賞):カレン・モク(莫文蔚)※香港の女性歌手
アジア・インターナショナル歌手賞:Linkin Park(リンキン・パーク)
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「インスピレーション賞」はその年の流行、ファッションの代表者ともいうべきスターに授与される、MTVアジア・アワードの精神性を表す大切な賞です。それがなぜか特に目立った活動もなかったカレン・モク(莫文蔚)が受賞し、多くの人が首をかしげる結果となりました。カレン・モクは流暢な英語で受賞式の司会者として参加していますが・・・。
「中国人気歌手賞」受賞者は、オーディション番組『2005年度 超級女声』の優勝者・李宇春です。しかしマレーシアでは李宇春よりも、やはりオーディション番組「X-ファクター」から生まれたイギリスの歌姫・レオナ・ルイス(Leona Lewis)が歓迎されたと報じられています。
2007年ツアーで積極的にアジア各国を廻った(上海にも来た)LinKin Parkがアジア・インターナショナル歌手賞を受賞しました。

~~上海阿姐がおめでとう!!と言いたい受賞者 ベスト3~~

1.マレーシア人気歌手賞(Favourite Artist of Malaysia) 張棟樑ニコラス・テオ
今回の開催地であるマレーシアの人気歌手賞を受賞したのは張棟樑ニコラス・テオ)です。
MTVアジア・アワードの「マレーシア人気歌手賞」は毎回のようにSiti Nurhaliza(シティ・ヌルハリザ)という国民的女性歌手が受賞していましたが、2008年度は華人歌手である張棟樑が受賞しました。張棟樑以外の3人の候補者はマレー系のようです。
張棟樑は2002年にマレーシアのオーディション出身ですが、2004年『当你孤単你会想起誰(孤独な時に誰を思い出す)』という曲をきっかけに中華圏全域に知られる存在となります。この曲はインターネットを通じて口コミで広まり、中国では何の宣伝もしなかったのに大ヒットしたという伝説的な曲です。たとえ張棟樑の名前は知らなくても『当你孤単你会想起誰(孤独な時に誰を思い出す)』は聴いたことがある、という人が沢山います。歌いやすさと歌詞の良さからカラオケの定番曲となっています。
この曲のヒット以降、活動のステージを中国、台湾、香港、シンガポールに広げ、2006年には台湾ドラマ『微笑PASTA』でアイドル・王心凌(シンディ・ウォン)と組んで主役を演じています。

「マレーシア出身の華人歌手」といえば、梁静茹、阿牛、光良、品冠(元無印良品)が思い浮かびます。彼らは中国では人気歌手ですが、マレーシア本国ではどういう存在なのか、常々気になっています・・・・。張棟樑はマレーシア本国でも人気があるようです。
[写真左:MTVアジア・アワード2008で受賞する張棟樑(ニコラス・テオ)][写真右:張棟樑 CD 「王子」]
wangzi_mtvAsia2008_s.jpg zhangdongliang_wangzi_cd_s.jpg

2.台湾人気歌手賞(Favourite Artist of Taiwan) 羅志祥ショウ・ルオ
台湾地区の候補者は、S.H.E、蔡依林(ジョリーン)、五月天、そして羅志祥。激戦区といえます。
羅志祥はバラエティ、ドラマ、歌、ダンスと幅広く活動し、特に悪いウワサもなく仕事ぶりも真面目、そしてアイドルに相応しいルックスの持ち主です。中国大陸でも人気がありますが、台湾本土での活動をより重視してきたのではないでしょうか。だからこそ羅志祥が「台湾人気歌手賞」を受賞したのは嬉しいです。
この夏は、バスケットを題材にした台湾ドラマ『藍球火(ホットショット)』でF4ジェリー・イェン(言承旭)、飛輪海のウーズン(呉尊)と共演し話題になっています。
[写真左:羅志祥ショウ・ルオ)][写真右:羅志祥 CD 『舞所不在』]
luozhixiang_mtvAsia2008_s.jpg luozhixiang_cd_s.jpg
阿姐の台湾ドラマ好きの叔母は「アウトサイダーⅡ」を見て以来、羅志祥(ショウ・ルオ)の大ファンです。

3.韓国人気歌手賞(Favourite Artist of Korea) SuperJunior
韓国地区の候補者は、BigBang、少女時代、ワンダーガールズ、そしてSuperJunior。前回の受賞者はSe7en、前々回はRainです。
先日タイコンサートを終えたばかりのSuperJuniorはアジア全体を活動範囲とすることを視野に入れてグループ結成されたと言われています。韓国、中国、日本だけでなくタイやマレーシアなど東南アジアにも多くのファンがいます。
受賞式には、キボム、ハンギョンを除く11人で参加し(キボムは撮影のため、ハンギョンは北京五輪イベントのため欠席)、「Mirror」「Don't Don」「A Man In Love」の3曲をステージで披露しました。
【Youtubeリンク MTVアジア・アワード2008 SuperJunior 「Mirror」「Don't Don」「A Man In Love」】
http://jp.youtube.com/watch?v=dl13nR6stYk
[写真:MTVアジア・アワード2008に出席するSuperJuniorの11人]
SJ-MTVAsia2008_11_s.jpg
SJ-MTVAsia2008_s.jpg

MTVアジア・アワードの写真は新浪網(sina.com)等でも閲覧できます。
http://ent.sina.com.cn/f/y/2008mtvasia/
ブログ記事中の写真出典:新浪網(sina.com)MTVアジア・アワード2008特集画像ページhttp://ent.sina.com.cn/f/2008mtvasia/p/index.html

「MTV アジア・アワード」の中には「日本地区人気歌手賞」が設けられていません。これは、日本には独自の「MTVアワード・ジャパン」があるためといわれています。(一般にこういわれていますが、MTVの公式見解がどうかは分からないです。)
【MTVアワード・ジャパン2008】 http://www.mtvjapan.com/vmaj/index.html

ただしMTVアジア・アワードに日本アーティストは参加できないというわけではなく、2006年度(タイ・バンコクで開催)では「日本最優秀コラボ賞」としてTERIYAKI BOYZ(テリヤキボーイズ)が受賞してます。
MTVアワード・ジャパンと衝突してしまうかもしれませんが、MTVアジア・アワードに日本勢がいないのは、やはり寂しい気がします。
中国のネット上では「どうして「日本地区人気歌手賞」がないんだ、もしあったら是非とも東方神起に受賞してほしい。という声があがっており、なるほどナイスアイディア!!と上海阿姐も思いました。台湾やタイでは、東方神起はどちらかというとJ-POPに分類されているようなので、十分アリだと思います。
同じアジアとはいえ、タイ、フィリピン、インドネシアの受賞者は名前すら知りません。多様なアジアマーケットを制する覇者は現われるのでしょうか。今のところアジア各国にくまなく広まっているのは、案外K-POPなのかも・・・と思っています。

【おまけ:マレーシアでは頭にスカーフを巻いたイスラムの女の子もSuperJuniorを応援しています。(写真使わせていただきました。ありがとうございます!!)
20080801205243.jpg

タグ : MTVアジア・アワード 張棟樑 ニコラス・テオ 羅志祥 ショウ・ルオ SuperJunior 



SuperJunior タイコンサート2008~~KiHaeが人気?タイのSJファンサイト巡り~~

先日、武道館でファンミーティングを行った韓国アイドルグループSuperJunior、7月はタイでの活動も話題になりました。
まずは、SuperJunior中国ユニット「SJ-M」のデビューアルバム「迷(Me)」がタイのヒットチャートで初登場一位になったというニュースです。日本のサイトでも紹介されています。
朝鮮日報 エンタメコリア 「Super Junior M、タイのヒットチャートでも1位」 (2008年6月24日)
http://www.chosunonline.com/article/20080624000022
中国のサイトでもほぼ同じ内容で報道されていますが、中文のサイトはチャート順位も載せていました。
写真出典:南方網 Southcn.com : http://big5.southcn.com/gate/big5/ent.southcn.com/xianchang/content/2008-06/24/content_4446214.htm
[写真:SuperJunior-M ]

[写真:タイ ヒットチャート(インターナショナル)TOP20 2008年6月9日~15日週]
sjm-me-thai_s.jpg
SJ-M「迷(Me)」がSex&The Cityのサントラ版やマライヤ・キャリーを抜いて初登場1位になっています。しかしそれよりもっと気になったののは2週連続でBIGBANGが5位をキープしていることです。最近「BIGBANG vol.1」タイ盤が発売になったのでしょうか?
タイの芸能界はグラミー(GRAMMY)という事務所が非常に有力だと教えていただいたことがあります。SJ-M、BIGBANGともにグラミー所属となっています。
2008年7月12日、タイ・バンコクでSuperJuniorコンサート(Super-Show)が行なわれました。約1万3千人の観客を集め大成功だったと報道されています。
朝鮮日報 エンタコリア http://www.chosunonline.com/article/20080716000001
 
次のSuper-Showが北京、上海で予定されていることもあり、タイコンサートのニュースは中国のネットニュースでもたくさん取り上げられていました。
そして、一連のSJタイ活動に伴い中国のファンサイトではある情報が流れました。

「タイではKiHaeがすごい人気らしいよ。」

KiHaeとはキボム×ドンへのことです。(KiBumのKiとDongHaeのHae。中国では「范海」)←ネーミングルールは過去ログ参照。

何でそんなことが分かるんだよ・・・

とあまり本気にしていなかったのですが、どうやら本当らしいのです。
韓国アイドルグループファンの間ではメンバー同士をカップル単位で応援するという風潮があります。中国ではこれを「王道(ワンダオ)」といいます。(また王道ネタ・・・王道の説明は省略・・・)
SuperJuniorは総勢13人と特に人数が多く、グループ全体での活動も限界があるので、メンバー全員を好きになるというのは現実的ではありません。そのためカップリングがグループ内グループの役割を果たしています。
Mnetで放送されていた「SJ自作ドラマ」などを見るにつけ、SMエンター側も(特にデビュー直後は)意図的にカップル化して売り出していたものと思います。人数が多いから2人ずつセットにしないと覚えにくいです。
ファンはリアルにカップルと信じているわけではなく、1番目に好きなメンバーと2番目に好きなメンバーをくっつけて応援してるだけ・・・のような気もしますが、リアルに信じることを会員登録の条件としているファンサイトもあります・・・・。

SuperJuniorタイコンサートですが、タイのファンも中国、韓国ファンと同じように横断幕を作って応援していました。
[リンク」 百度 范海吧(Baidu中国のキボム×ドンヘBBS)のタイコンサートのスレッドです。
http://tieba.baidu.com/f?kz=435863141
このスレッドにタイのKihaeファンが作った横断幕の写真がたくさん載ってます。中国の応援の仕方にそっくりですがファンの年齢層は中国よりも更に若いかんじがします。中高生の女の子が中心なのでは?
タイのKiHaeファンが応援グッズとして作った青いタオルです。ハングルのキャッチコピーもかなり直接的です。
kihae-towel_s.jpg

上述のスレッドを見て、たしかにタイはなぜかKiHaeがアツい・・・・と思い、Youtubeをチェックしてみました。Youtubeの動画検索で、
KiHae  (SuperJunior キボム×ドンヘ)
KangTuek (SuperJunior カンイン×イトゥク)
yoonjae (東方神起 ユノ×ジェジュン)
という3つのキーワードで検索結果を比べてみました。
KiHae」は、動画の数がそれほど多いわけではないのですが、「KangTuek」「yoonjae」に比べると明らかにタイのユーザーがアップした動画が多いです。

横断幕があるということは、ファンサイトがあります。横断幕に書かれていたURLにアクセスしてみると・・・・・サイトの作り方、ごちゃごちゃさかげん、すごい親近感があります。タイのファンサイトは中国のファンサイトにそっくりです。タイ語は全然読めないけど、何が書いてあるのか分かるような気さえします・・・・!
ファンサイト同士はリンクされているので、リンクを辿っていくと、ありとあらゆるカップリングサイトがありました。「なんでこの2人が??」という謎のカップリングが多いです。何でもありです。
以下はタイのSuperJuniorファンサイトのURLです。アクセスする場合は、ブラウザの言語を「タイ語」にしてご覧ください。また、自動的に音楽が流れることが多いので、音量にご注意ください・・・。。
・KiHae(キボム×ドンヘ)サイト
http://www.kihaerizm.com/
http://kihaeland.18.forumer.com/
http://kihaetown.9.forumer.com/
・SuperJuniorと東方神起のファンサイト
http://www.suju-thailand.com/
・ウニョク×ドンヘサイト
http://eunhaelover.invisionplus.net/  (←このサイトはもうすぐ引っ越すらしいです)
下の方にある「・・Super Junior LINK・・Couple lover LINK ・・ 」からいろんなCP系サイトにリンクできます。
タイでは、東南アジア的美的要素に溢れるヒチョルさんが一番人気だろうと思っていたのですが、そうでもないような気がします。

タイのSJ人気、中国に近い熱を感じます。ファンサイトの雰囲気や横断幕の作り方など中国とそっくりです。リンクを辿っていくと、シンガポールや香港系の英文サイトもありましたがタイの方が熱いです。
タイは人口約6400万人、そのうち14%が中国系といわれています。タイにおける華人の現地化は著しく、文化、言語、生活習慣などににおいて、ほぼ完全に同化しながら経済的には強いリーダーシップを取っているそうです。(wikipediaに書いてあった)
また、タイ民族は遥か昔に中国華南地方から移住してきたともいい、タイと中国のつながりは思った以上に緊密なようです。民族的・歴史的な要因が、中国ファンとタイファンに共通する様々な特性に影響を及ぼしているかどうかは分かりませんが・・・・・・・。

タイのファンは、SJ本人がタイを訪れるのは恐らく1年に1回あるかないかという状況の中でも熱心に応援しています。なぞのカップリングで盛り上がれるところも、情熱の証かと思います!アツい王国タイランド、是非行ってみたいです!!
[写真:タイのSJコンサート応援横断幕 左から KiHae、WonHyuk、KyuMin]
sj-supershow-thai_s.jpg

タグ : KiHae SuperJunior BIGBANG 



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