全民娯楽時代の到来〜上海からアジア娯楽日記

上海在住のアジア芸能大好きな、(やや大きい)お姉さんの娯楽生活日記です。中国(台湾、香港)の音楽、コンサート、映画、韓流、ネット、テレビなど・・・娯楽・芸能に国境はない!!


第20回台湾金曲賞〜〜メジャーと“非主流”と台湾ローカル

6月27日(日)台北小巨蛋(台北ドーム)にて「第20回台湾金曲賞」授賞式が行われました。
台湾金曲賞は“台湾および華語音楽の中で最も権威のある賞”、あるいはちょっと言いすぎと思いますが“台湾のグラミー賞”とも呼ばれるもので、今年20回目を迎えます。
金曲賞はCDセールス量や歌手の人気度、一般投票などに影響されず、審査員は音楽性を重視し、音楽の保護と発展を考慮して受賞者を選出することになっています。当然ですが有力レコード会社が裏操作することなどはできないとされています。公正ではありますが、逆に審査員たちの好みに左右されるのではと批判されるところでもあります。

金曲賞には多数の賞が設けられていますが、大賞といえるのは
「ベスト北京語男性歌手賞」 (最佳国語男歌手賞)
「ベスト北京語女性歌手賞」 (最佳国語女歌手賞)
「ベスト北京語アルバム賞」 (最佳国語專輯賞) です。

第20回目は
男性歌手賞: 周杰倫(ジェイ・チョウ)  アルバム「魔杰座」
女性歌手賞: 陳珊妮(サンディー・チャン) アルバム「如果有一件事是重要的」
アルバム賞: 陳奕迅(イーソン・チャン)  アルバム「不想放手」

が受賞しました。
jay_cd2009gld.jpg  chen_cd2009gld.jpg  eason_cd2009gld.jpg

男性歌手賞にノミネートされていたのは、
周杰倫(ジェイ・チョウ)、方大同(カリル・フォン)、王力宏(ワン・リーホン)、蕭煌奇、陳奕迅(イーソン・チャン)
女性歌手賞にノミネートされていたのは、
蔡健雅(ターニャ・ツァイ)、A-Lin、梁静茹(フィッシュ・リョン)、蔡琴、陳珊妮 です。

“癒し系ラブソングの女王” 梁静茹(フィッシュ・リョン)が、“音楽才女” 陳珊妮(サンディー・チャン)に敗れてしまいました。陳珊妮は1970年生まれで、流行歌手というよりは音楽プロデューサーといった方がいいと思います。ボーカルオーディション番組の審査員などもやっています。
イーソンは2003年の『Special Thanks to...』に続いて香港歌手でありながら、2度目の「ベスト北京語アルバム賞」を受賞しました。
男性歌手大賞のJayが授賞式を欠席したため、イーソンと陳珊妮がキング&クイーンという扱いになりました。
【写真:イーソン・チャンと陳珊妮】
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金曲賞については、大陸でも新浪、騰訊(QQ)、捜狐、網易など各ポータルサイトが特設サイトを作っていますが、捜狐(sohu.com)のサイトが内容が充実しており、かつ中立客観的だと思います。
捜狐 第20回台湾金曲賞特設サイト: http://music.yule.sohu.com/s2009/20jinqu/
網易(163.com)は辛口な記事が目立ちます。
http://ent.163.com/special/00033DTH/20gma.html

金曲賞に対して辛口な記事を発しているのは網易だけではなく、賞としての権威が下がり、歌手側もそれほど金曲賞を重視しなくなったと多くのメディアから指摘されています。ノミネートされた歌手が授賞式に欠席することも増えてきています。今回の場合、最終候補としてノミネートされていながら、周杰倫(男性歌手賞ほか多数)、王力宏(男性歌手賞)、王若琳(ジョアンナ・ウォン/新人賞)らが欠席しました。

Jayは今回多くの賞でノミネートされ、最終的に「男性歌手賞」、「MV賞」(魔術先生)、「年度流行曲賞」(稲香)を受賞しました。しかしもう4年連続で授賞式は欠席しています。
ついに「男性歌手賞」を受賞しましたが、2008年に発売されたアルバム「魔杰座」はJayの全アルバムの中で、最も評価が低いです。
網易の記事ではこのように批評されています。
ジェイ・チョウが優れたアルバムを発表し続けていた時期(2ndアルバム「Fantasy」から5th「七里香」の頃)に「男性歌手賞」をあげなかったくせに、今更「魔杰座」で「男性歌手賞」を送るなんて、皮肉としか思えない。むしろ、いま音楽的に上昇している方大同(カリル・フォン)が受賞した方が、金曲賞として意義があるのでは?今年ジェイ・チョウに3つも賞を送ったのは、補填的な意味合いが感じられる。賞を送るべきときに賞を送らず、ピークを過ぎた後に事後補償するかのように賞を送る・・・金曲賞はよくこのような過ちを犯す。そして賞としての権威がだんだん下がっていくのだ。

Jayに対しても方大同に対しても随分な言い方だな・・・と思いますが、たしかに方大同(カリル・フォン)は今年何らかの賞をもらうべきだったと思います。方大同こそ金曲賞が支持すべき歌手のはずです。
記念すべき第20回目の台湾金曲賞、授賞式の様子は5時間に渡りテレビ中継され、平均視聴率は3.83%でした。これは同じ時間帯に放送されていたF4ヴィック・チョウ(周渝民)主演の台湾ドラマ「痞子英雄」の最終回(平均視聴率4・03%)に及びませんでした。
【参考ニュース】http://music.yule.sohu.com/20090630/n264860794.shtml
金曲賞放送中、最高視聴率を記録したのは盧廣仲が新人賞を受賞したときと、台湾語歌曲の女王で金曲賞の常連・江漾淵献礇鵝Ε侫ぁ砲登場したときでした。
激戦の新人賞を勝ち抜き、作曲賞とダブル受賞した盧廣仲(ルー・グワンジョン)こそが第20回金曲賞の勝者といえるかもしれません。
いま流行の典型的な「宅男」(←オタクという意味)スタイルの盧廣仲(ルー・グワンジョン)は自ら楽曲を作り、1stアルバム『100種生活』はベストアルバム賞にもノミネートされました。非常に完成度の高い“台湾非主流音楽”です。
【写真:盧廣仲(ルー・グワンジョン)】
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他には、五月天(mayday)がアルバム「後青春的詩」で順当にバンド賞を受賞しました。「後青春的詩」は五月天らしさが良く出ていると評価され、セールス的にも好成績を残したアルバムです。ボーカルの阿信は作詞賞に2曲がノミネートされていたものの、受賞は逃しました。なお蘇打緑(SODAGREEN)はバンド賞にノミネートされていません。

台北小巨蛋(台北ドーム)で行われた授賞式の中で、もっとも客席からの歓声が大きかったのはゲストでSuperJuniorが現れたときだったそうです。SuperJuniorがゲスト出演し、「It's You 」と「SorrySorry」の2曲を歌っています。
【sohu動画:SuperJunior第20回台湾金曲賞 「It's You 〜 SorrySorry」「It's You」は生歌です】
http://v.sohu.com/20090628/n264809803.shtml
SuperJuniorは 「It's You 〜 SorrySorry」を歌ったほかに、授賞式にプレゼンテーターとして登場しましたが、ファンの歓声が大きすぎて司会者の声が聞こえなかったほどだったと報道されています。

台湾金曲賞の中には「台語歌手賞」(台湾語歌手賞)、「客語歌手賞」(客家語歌手賞)、「原住民語歌手賞」(台湾少数民族語歌手賞)といった、方言やエスニック文化に向けた賞が設けられています。
「台湾語歌手賞」があるのは知っていましたが、客家語曲の賞まであるとは知りませんでした。客家(ハッカ)語はネイティブでない人間にとっては非常に難しいらしいです。
面積は小さいながらも民俗、文化的に多様な台湾らしさが現れていると思います。しかし台北に住んでいる人などは日ごろ客家語の曲を聴く機会はあるのでしょうか・・・??

メジャー流行音楽、非主流音楽、台湾ローカル音楽が交錯する金曲賞、Jayも来年は授賞式に出席するつもりだとニュースに出ていました。メジャー流行音楽の市場は大陸にシフトしていますが、台湾ではその分“非主流音楽”が発展していくような気がします。

タグ : 盧廣仲 



SuperJunior-MがOPPO携帯のイメージキャラクターに〜〜2009年の携帯スター

3rdアルバム「SorrySorry」が大ヒットしたSuperJunior、13人全員(←実質12人だった・・・)での韓国活動が終了し、今後はまたユニットごとに海外活動、あるいは韓国国内のソロ活動と散らばっていくものと思われます。SJ3rdアルバム活動終了後はSJ-Mの2ndアルバムが発売される予定なので、SJ-Mは中国活動がまた増えていくと思います。
「SorrySorry」が“アジア中で大ヒット”ということで、6月27日台北で行われる第20回台湾金曲賞受賞式にSuperJuniorが唯一の外国グループとして出席するというニュースが出ていました。
「SorrySorry」は確かにテレビなどで使われているのをよく耳にします。台湾では棒棒堂(Lolipop)が番組の中で、SuperJuniorのモノ真似をしたり、大陸では湖南テレビの看板バラエティ番組「快楽大本営」でギュラー司会者たちがSorrySorryダンスをオープニングで披露したことがあります。
【youkuのリンク 2009年5月19日 湖南衛視「快楽大本営」オープニング sorrysorry】
http://v.youku.com/v_show/id_XOTE4MzY4Njg=.html

ですが、この金曲賞のニュースよりも驚いたのが、
「中国携帯ブランド「OPPO」がイメージキャラクターとしてSJ-Mと契約した。」というニュースです。
OPPOはMP3、携帯をメインとする中国のブランドです。「OPPO携帯」は韓流を意識したCMで注目を集めました。ソンへギョにすごく表情や雰囲気の似た女優さんを起用したり、韓国ドラマにいかにもありそうなシチュエーションだったりして、「OPPOって韓国のメーカーなの?」と思わせますが、実は中国国産です。
中国の携帯の多くはMP3機能がついています。OPPOブランドはもともとMP3プレーヤーからスタートしたということもあり、「OPPO音楽携帯」(OPPO音楽手機)というコンセプトで、MP3機能をアピールしています。どちらかというと若年層がターゲットです。
2009年の下半期からはOPPO携帯のCM、ポスター、プロモーションイベントなどでSJ-Mの姿が見えるらしいです。
【ニュース:「アジアの超人気グループ SJ-MがOPPOと契約」】
http://digi.jfdaily.com/a/8925190.shtml 
【URL:中国携帯ブランドOPPOのオフィシャルサイト。SJ-M起用のニュースがサイトにでています】
http://mobile.oppo.com/

現在は「中国大陸版キンキキッズ」(を目指す?)男子2人グループ「BOBO」がキャラクターを務めていますが、BOBOバージョンはもうすぐ見納めなのでしょうか・・・?
【写真:現在のOPPO広告。BOBOがやってます。】
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これまでのOPPOの作風からすると、SJ-Mの男7人だけでCMを作るとは思えません。女の子をからめたストーリー性のあるCMを作るのではと思いますが、どんな内容になるのでしょうか。7対1は不自然だから、7対4とか・・多すぎるからいっそ男のみ7人か・・・?OPPOは湖南テレビの番組スポンサーなので、毎日湖南テレビでSJ-Mの携帯CMが見れるかもしれません。

中国都市部でシェアが高い携帯メーカーは、ノキア、モトローラ、サムスン、Sony&Ericson等です。
ただしちょっと郊外や田舎に行くと見たことも聞いたこともない謎の国産携帯が山のようにあります。都市別の統計は取ることはできても、全国統計を取ることは本当に難しいだろうと思います。
サムスンに続く韓国の大手電機メーカー「LG電子」も中国携帯市場に力を入れています。
2005〜2006年頃は「Chocolate」というシリーズ名でヒョン・ビョンとキム・テヒが出演するいかにも韓国なCMをがんがん流していましたが、現在は「ICECREAM」というシリーズ名でカラフルな携帯を発売しています。
【写真:LG携帯 ICECREAMシリーズ】
icecream LG  icecream LG

「ICECREAMシリーズ」は韓国で「CYON Lolipop」として発売されている機種の一世代前のシリーズなのでしょうか?「CYON Lolipop」は21+Bigbangが歌っているあの携帯です。
中国でもBigbangがCMや広告に出てくれたら買うかもしれないのに!!買わないかもしれないけど、
チラシは絶対もらいに行くのに!!・・・とこの「ICECREAM」のポスターを見るたびに思います。

【おまけ:大人気のマジシャン劉謙(リョウチェン)。今年5月頃からノキア携帯のイメージキャラクターになっています。メジャースターです。】
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【おまけ2】
OPPOというと「OPPO音楽携帯」の韓国チックなCMが思い浮かぶのではと思います。あのCMのせいで韓国資本のメーカーと勘違する人も少なくないのではないでしょうか。実はOPPOの母体は家電メーカーの「歩歩高」(←テレビやDVD再生機の有名国産ブランド)です。MP3プレイヤー、携帯分野では、あえて「歩歩高」の名前を出さずに「OPPO」というブランドを立ち上げて、韓流チックな新鮮なCMで人々の興味を引き付けるという戦略が用いられました。


最近気になるニュース〜〜林峰(リンフォン)、海蝶軍団、大陸ドラマ

上海阿姐です。ブログの更新がしばらく止まってました。
今年に入って1月から5月までの5ヶ月間の更新回数は平均6.8回・・・う〜ん、少ない。
更新回数がジリ貧状態で減っているのを密かに気にしていましたが、ここに来てついに更新が止まってしまいました。
ブログの右端に表示される「月別アーカイブ」をみると、なんとかつては月に20回も更新していたことがありました!!よくそんなに書いてたな〜〜と思って昔のアーカイブリンクをクリックしてみると、何のことはない、1個の記事が短かった。
2006年09月 (20) は文章が短いながらも20回も更新されていますが、全て大陸のイケメンオーディション番組「加油!好男児」(MY HERO)のことでした。
読み返してみると、なんかすごいことが書いてあるな〜〜と思ってしまいました。あれは本当に素晴らしいテレビ番組でした。

最近も阿姐が気になっている娯楽(エンタメ)情報はいろいろあり、まずは8月にシンガポール出身の人気歌手 林俊杰(JJ)の上海コンサートがあるので(追記6/27:8月の林俊杰(JJ)上海コンサートは延期?中止?になったそうです)JJのことを書かねば、とずっと思っています。そしてJJのことに触れるなら、JJと同じシンガポール系のレコード会社「海蝶(ハイディエ)」所属の先輩・阿杜(アドゥ)のことや、最近デビューした妹分の双子美少女ユニット「BY2」のことも書きたいです。

先日、香港スターの古巨基(レオ・クー)がEEG(香港英皇娯楽)と契約し、マカオで豪勢なお披露目記者会見が行われたことがニュースになっていました。しかしなぜ中国の南方(広東語圏)ではあんなに古巨基が人気あるのかいまだによく分からないです。

香港といえば、“イケメン香港ドラマスター”の林峰(リンフォン)がCDデビューして、6月17日、18日の2日間、香港コロシアムでコンサートを成功させました。コンサートタイトルは「峰・情無限Let's Get Wetコンサート」ですが、タイトルどおりステージで水をかぶってビキニの女性ダンサーとからむという演出が話題になりました。
林峰はドラマ俳優ですが、久しぶりに大陸まで名を馳せることができる“香港スター”が出てきたと感じます。香港では超有名、大陸でも最近かなり知名度が上がっています。
林峰はアモイの不動産王の父を持ち、「少爷」(←若様という意味)というあだ名があります。
1979年生まれで、年齢、出身、全体的な雰囲気などウーズン(呉尊)とちょっと共通する部分があるかもしれないです。サイン会があったら是非行きたいです。

K-POPでは最近BIGBANGとEPIK HIGHの曲が好きでずっとCDを聴いているのですが、彼らは中国には来ないのでこれといった情報がないです。日本4thツアー中の東方神起、毎週末東方神起のコンサートがどこかの都市で行われているなんて、羨ましいというか、日本は特別なところだと感じます。SuperJuniorのSUPER SHOW競愁Ε觚演は日本から見に行かれる方もたくさんいると思います。チケットゲットはいかがでしたでしょうか・・・。

2009年は大陸のテレビドラマが面白いです。「我的団長我的団」「潜伏」「我的青春誰做主」など全体的にレベルが高く話題性のある作品が多くでてきています。もともと大陸テレビドラマを見なかった層も、ドラマへの関心度が若干上がっています。今年下半期にどんなドラマが出てくるのか楽しみです。

棒棒堂(LOLIPOP)と黒GIRLのドラマ「黒糖群侠伝」など“黒糖シリーズ”をまだ見てないので、ちょっと古いけど(&くだらなそうだけど)まとめて見てみたいです。

大陸芸能界の麻薬汚染のことがニュースになっていますが、これは大陸歌手の満文軍が妻の誕生パーティで麻薬を提供した嫌疑で拘留されたのが事件の発端です。たくさんニュースが出ているのできちんと読んでみたいです。

2009年春節晩会(←大陸で大晦日に放送されるテレビ番組)以来、漫才の小沈陽(シャオシェンヤン)とマジシャンの劉謙(リョウチェン)が大ブームを起こし、毎日のようにテレビに出ています。
これはもっと早く書いておくべきだったな・・・などとと思いつつ、はっと気付くとだんだん内容がマニアックになっているような気がしてきました。

気になることは尽きませんので、ブログの更新はまだまだ続けていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします!!
ネタに関してもしご希望などありましたらぜひ教えてください〜^^
コメントorメールもどうぞ:shanghai.ajie@gmail.com (上海阿姐)

【香港TVBドラマスター 林峰(リンフォン)CD 「Let's Get Wet」】【シンガポール出身の双子ユニット BY2のCD「Twins」】
林峰  BY2

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中国雑誌 『魅力先生 MEN'S STYLE』 SuperJuniorハンギョン&シウォンインタビュー

中国に『魅力先生 MEN'S STYLE 』という雑誌があります。現在発売中の7月号の表紙はSuperJuniorのハンギョンとシウォンでした。ハンギョン(韓庚)はもちろん、シウォン(始源)もSJ-Mメンバーとして中国で活動しているので、SuperJuniorの中で、中国で最も知名度が高い2人です。
雑誌はこういう状態で街角の新聞スタンドで売られていました。
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ハンギョンのメークよりも付録のDVDにとまどい、買っていいものかどうか迷ったのですが結局買いました。20元でした。『魅力先生』はよく地下鉄の雑誌ショップで見かけますが「不必要に男性モデルが表紙で半裸になってるな」という印象があります。
はじめて『魅力先生』の中身を見てみましたが、キレイな男性向けファッション雑誌でした。ブランドファッション、デジタル製品、車、男性用化粧品などのPR記事や、男性タレントのインタビューが大半を占めています。ただ、下着(男性用)とフィットネス系の記事がちょっと多いかなという気がしました。

雑誌の場合、たとえ表紙になっていてもインタビュー記事はすごく短かったりすることが多いのですが、『魅力先生 2009年7月号』のハンギョン&シウォンインタビューはとても充実した内容でした。
写真は韓国で撮影したものを協賛を得て使っているようです。
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シウォンとハンギョン、2人の間のエピソードがたくさん書かれており、源庚(シウォン×ハンギョン)大プッシュでした。
最初のハンギョンへの質問は 「グループの中で誰に一番助けられていますか?」です。
ハンギョン:「もちろんシウォン。シウォンに一番助けられている。SJがタイに行った時、オフの時間に皆でゲームをやったんだけど、ゲームで勝たなければ肉を食べられないというものだった。自分は韓国語が下手なので何も食べることができないでいたら、シウォンがチキンを勝ち取って、自分は一口だけ食べて、チキンを僕にくれた。」

・・・ハンギョンから見たシウォンとは・・・
ハンギョン「シウォンは「紳士」のイメージがあるから、真面目という印象を持たれていると思う。でも親しくなってみると分かるんだけど、実際はすごく面白い奴で、ご飯を噴出してしまうようなことをよくやってくれる。いたずらが好きで、いたずらを計画したり実行したりしているときは子供みたいに熱中して楽しそうにしている。人から悪ふざけに参画するように誘われると、最初は断るくせに結局は加わって、しかも一番楽しんでいる。ジョークを言うときもあの真面目な表情を崩さない。」

・・・シウォンからみたハンギョンとは・・・
シウォン「ハンギョンは今時の20代とは思えないような、本当の男らしさを持っている人。今の時代、こういう人にはなかなかめぐり合えないと思う。自分にすごく厳しくて、目標を決めたら絶対に最後までやり遂げる。皆も知っているように、ハンギョンは中国ですごい人気なのに、傲慢な態度を見せたことが一度もなく、いつも謙虚だ。タイプとしては誠実そのもの。彼の影響を受けて、自分も怠惰な部分を改めて、自己管理にも気をつけるようになった。」

この記事を書いた記者さんはシウォンが好きなのでしょうか・・・?特に記事の後半は「源庚」の王道小説みたいな雰囲気です。すごいです。
雑誌記事によると、2人の抱擁は友情と信頼の表れで、シウォンはいつもハンギョンの後ろで黙って見守っていて、韓庚が必要とするときに、しっかりと抱きとめて、それは韓庚にとっても安定剤のようなもの・・・だそうです。阿姐からみると、シウォンは隙があればハンギョンにベタベタからんでいるだけのように映りますが、この雑誌記事が名文で感動しました!!

記事の中ではシウォンの誕生日についても触れられています。
「シウォンの誕生日は2月10日と4月7日、いったいどちらなのですか?」という質問に、
シウォンは「本当の誕生日は4月7日。だけどデビューしたときの個人資料では誕生日が2月10日となっているので、ファンは毎年2月にお祝いしてくれる。ハンギョンの誕生日が2月9日なので一緒に誕生日を祝えるのも気に入っている。」と答えています。
実際は1986年4月7日生まれで、プロフィール上は1987年2月10日生まれということでしょうか。

ちなみに『魅力先生』付録のDVDには6人の男性モデルの個別撮影風景がおさめられていました。6人のうち3人はパンツ1枚でした。なんともいえないです。でも男性グラビア撮影の現場がリアルに淡々と映像に収められていて、感慨深かったです。
雑誌『魅力先生』は新浪にオフィシャルブログがあります。オフィシャルブログを見ると、雑誌『魅力先生』をもっと知ることができますが、中国サイトに慣れてない人はびっくりするかもしれません・・・。
http://blog.sina.com.cn/sexmen
(このサイトは開くとすぐに音楽が流れます。この雑誌社は大陸の男子グループ「A-ONE」をバックアップしているようです。「A-ONE」情報が多いです。)
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台湾ドラマ 『霹靂MIT』(アーロン@飛輪海)と『痞子英雄 -BLACK&WHITE-』(ヴィック・チョウ)

4月のフェイルンハイ上海コンサート以来、すっかり飛にはまっています。フェイルンハイが出演しているドラマDVDに次々と手を出し、炎亞綸(アーロン)が初主役をつとめるドラマ「霹靂MIT」をあっという間に見終えてしまいました。
霹靂MIT』2008年11月〜2009年2月放送。(民視、八大) 全16話(1話90分)(海外版は24集?)
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〜〜キャスト〜〜
炎亞綸(アーロン)= 藥瞭遡髻
MITメンバーでコードネーム「007」。どんな謎も解き明かすクールな天才少年。父親は著名な犯罪学者。父親と確執がある。
范瑋(ファンファン)=チェリー先生役。
MITを率いる生徒思いの型破りな先生。校長の娘。
鬼鬼(グイグイ/元・黒Girl)= 李暁星役。
MITメンバーでコードネームは「天魔星」。「007」(アーロン)を崇拝する天真爛漫な女の子。
小鬼(シャオグイ)= コードネーム「747」役。
頭とルックスはいまいちだが、思いやりがあり正義感が強い。「天魔星」に片思いする。

台湾ドラマには珍しくかなり本格的な学園ミステリーものです。
徹底した英才教育を方針とする私立大学・英聖学園で次々起こる謎の事件を、チェリー先生が率いる「MIT」が解決する・・・「MIT」とは「Mysterious・Incredible・Terminator」の略で学園で起きる怪事件や難題を解決する秘密組織です。
・・・どこかで聞いたような話で、昔日テレで土曜日の夜9時からやっていた「金田一少年の事件簿」とか、ジャニーズのタレントがよく出ていた学園ミステリードラマを思い出します。ですが、「金田一少年」(←キンキ版しか見てないです)等がそうだったように、本来若い子向けと思われますが大人が見ても十分面白いです。
霹靂MIT」の見所は何と言ってもドラマ初主役の飛輪海・炎亞綸(アーロン)です。
天才学生・「007」役ですが、アーロンがものすごくキレイで、ドラマの話自体も面白いのですが結局アーロンの顔ばっかり見てました。アーロンは無口な演技が上手いです。主役なので登場シーンは多いのですが、7割方は無口・無表情なので、走ったり叫んだりしているシーンは貴重です。巻き戻して見たりしました。後半はキスシーン続出でサービスしすぎというかちょっと不自然でした。
【キャプ画像】大学だけど制服があるという設定。アーロン制服似合いすぎです。
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ヒロインを演じた鬼鬼(グイグイ)はバラエティ番組「我愛涩會」から生まれたグループ「黒Girl」で一番人気だった子です。現在は「黒Girl」を脱退しています。鬼鬼は可愛くて、若いので制服もよく似合いアーロンとのコンビも新鮮でした。2人ともはまり役で上手いのですが、芸風は水と油のごとくタイプが違うので、ジョセフ(鄭元暢)×アリエル(林依晨)やマイク・ハー(賀軍翔)×レイニー(楊丞琳)のように、末永く続くコンビではないかも・・・アーロンは飛輪海の中にいるのが合ってるなと思いました。。
【写真:「霹靂MIT」アーロンと鬼鬼。】
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しかし、霹靂MIT」のアーロンを見ていると「終極一班」の丁小雨(ディン・シャオユー)を思い出しました。終極一班」は2005年11月から2006年5月に放送された台湾ドラマで、ジロー、ケルビン、アーロンが飛輪海(フェイルンハイ)のメンバーとして出演した最初のドラマです。ウーズンも脇役でゲスト出演してます。同時期にウーズンは「東方ジュリエット」を撮影中でした。
アーロンが演じる丁小雨(ディン・シャオユー)は、家族に先立たれた孤独な少年で、ピアノと音楽を愛し、寡黙で感情を表に表すことは滅多にないけれど、熱いハートを持っているというキャラクターです。「終極一斑」はキャラクター設定が上手かったので、ジロー、ケルビン、他のキャストも適役だったのですが、アーロンの丁小雨役は特に本人の気質に合っていて、すごくいい役でした。
【ドラマ「終極一班(KO ONE)」 丁小雨】 「終極一班」はCG特撮武侠学園ドラマ。少年漫画を実写化したようなかんじです。続編として「終極一家」もあります。
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台湾ドラマは最初のヒット作の役柄を引きずる傾向が強く、同じような役柄が続くことが多いような気がします。大陸や日本に輸出されている台湾ドラマは「台湾偶像劇」というジャンルのものです。「偶像」とはアイドル、つまり「台湾アイドルドラマ」というだけあって、主役を演じる俳優・女優の人気やアイドル性に依存する部分が大きいと思います。
台湾はもともと海外のものが入ってきやすい環境にあります。テレビドラマをとってみても、日本、韓国、アメリカ、香港、大陸などのドラマがひしめいており、台湾ドラマは激しい競争の中におかれています。シェア(視聴率)を確保できる見込みが低いと、制作コストが絞られ雑な作りに陥りやすいと言われています。
フィクションの世界を極めるのが使命(?)のような台湾アイドルドラマですが、ヒットした作品をみると、キャスティングの良さと脚本の面白さが決め手となっているので、そういう点では他の国と何ら変わりはないように思います。

2009年4月から台湾で放送中の「痞子英雄 -BLACK&WHITE-」は、台湾ドラマの既成概念を破るドラマとして注目されています。回を追うごとに視聴率が上がっています。
【台湾ドラマ 「痞子英雄」 2009年4月〜(公視)】「公視(公共電視)」は台湾のテレビ局の一つ。「台湾のNHK」的なポジションですが、国営テレビではなく「公共」テレビ。ドキュメンタリーなど社会的な番組が多いです。公視で放送されるという時点で、八大や三立のアイドルドラマとは性質が違うともいえます。
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痞子英雄」は犯罪・警察もので、F4のヴィック・チョウ(周渝民)と新人俳優・趙又廷が主演です。二人は正反対のタイプの警官を演じます。全く警官らしくないヴィック・チョウ、正義のヒーローのような趙又廷を中心に、警察、政治権力、黒社会、それぞれの組織に属する人間たちの光と暗黒の部分が描かれています。タイトルは「痞子英雄」ですが、「痞子」は無頼者、悪漢という意味です。高雄市で行われたというロケ映像がきれいでリアリティがあります
ヴィック・チョウはF4の中で一番演技が上手くなったと思います。「痞子英雄」はヴィック・チョウの代表作になるとともに、今後の台湾ドラマ、ドラマ俳優にとっての突破口になるのではと思います。

タグ : 霹靂MIT 痞子英雄 終極一班 



許巍(シュー・ウェイ) 〜〜根強い人気の「内地男歌手」(大陸男性歌手)

「C-POP」という英語表現(正確にいうと和製英語..?)は中国では使われておらず、「C-POP」に該当する中国語は「華語流行音楽」(ホアユーリョウシンインユエ)です。「華語」はよく省略されます。
「華語流行音楽」は「港台」(香港・台湾)と「内地」(中国本国)に分類され、各種音楽賞でも「港台」と「内地」に賞の項目が分かれるのが一般的です。「港台歌手」と「内地歌手」のCDは発行形態が異なります。
例えば「台湾歌手」の場合、台湾のレコード会社でアルバムを企画制作し、普通は台湾で先にCDを発売します。(周杰倫など超メジャー歌手は、中華圏全域で同時発売することもあります。)
大陸のCDショップで売られている「台湾歌手」のCDは、台湾でプレスされたものではなく、「内地版」として引き入れられたものであり、そのCD自体は中国大陸の生産物です。収録曲は基本的には同じですが、パッケージの装丁や紙の質が異なり、また簡体字を使用しています。
そして何より違うのは値段です。大陸の物価に合うように低コストに作られています。同じアーティストの同じアルバムでも「台湾版」が仮に380台湾ドル(約1200円)だとすると、「内地版」は45元くらい(約700円)です。
もちろん、台湾で発売された全てのCDが大陸に引き入れられるわけではなく、ある程度メジャーで大陸でも人気があり、また歌手側も大陸で活動する意欲があることが前提だと思います。

「内地歌手」とは、大陸出身で大陸のレコード会社からアルバムを発行し、基本的に大陸で活動する歌手を指します。北京を活動の中心にするケースが多いです。現在「内地歌手」のセールス力は港台、日韓、欧米のスター歌手と比べると低いレベルにありますが、華やかさはなくても、いい歌を地道に歌い続けている歌手もいます。その代表格ともいえるのが、許巍シュー・ウェイ)です。
許巍シュー・ウェイ)はシンガーソングライターであり、アコースティックギターを抱えて歌う朴訥とした風貌が特徴の男性歌手です。かつてはロックバンドで活躍していましたが、現在の作風はフォーク歌手に近いと思います。
【写真:2008MusicRadio授賞式での許巍】【写真:許巍シュー・ウェイ)ライブ】
xuwei_musicradio.jpg  許巍 シュー・ウェイ
〜〜許巍シュー・ウェイ) プロフィール〜〜
1968年7月21日生まれ/中国西安出身 身長170cm
16歳でギターを弾き始め、18歳でロックに魅了される。プロのギタリストとなり当時西安で一番のギタリストといわれる。バンド活動をしギターとボーカルを担当、作詞作曲も行う。後に北京でレコード会社と契約。
1995年、大陸の女性歌手・田震(ティエン・ジェン)に提供した『執着』が全国的なヒットとなる。
1997年4月 初のソロアルバム『在別処』を発行。大ヒットする。
2000年11月 2ndアルバム『那一年』発行
2002年12月 3rdアルバム『時光・漫歩』発行
2004年12月 4thアルバム『每一刻都是嶄新的』
2008年10月 5thアルバム『愛如少年』発行。4年ぶりのアルバム発行。
2009年5月9日 初の上海コンサート。場所:上海大舞台。   (参考:百度百科 许巍)

2008年には4年ぶりのアルバム『愛如少年』を発行し、好評を得ました。MusicRadioアワードや、百度アワードでも受賞し、派手な宣伝はなくても根強い支持があることが分かりました。長いキャリアを持つ許巍シュー・ウェイ)ですが、一世代前の歌手ではなく、現在進行形で人々から愛されているということが証明されたと思います。
阿姐ブログ過去記事:
2008年度MusicRadio受賞式:http://allasia.blog74.fc2.com/blog-entry-232.html
2008年度 百度HOT POINT:http://allasia.blog74.fc2.com/blog-entry-216.html
ニューアルバム『愛如少年』をもって、2009年4月10日には北京工人体育館で、5月9日は上海大舞台でコンサートを行いました。
【写真:2009年許巍シュー・ウェイ)北京コンサート】
許巍 シュー・ウェイ

上海コンサート準備に向けてのインタビューで音楽著作権料のことに話が及んだのですが、その際に許巍が挙げた数字が各方面に衝撃を与えました。
それは「自分が1年間に受け取っている音楽著作権料は全部合わせて2000元くらい。」という発言です。
2000元は、現在のレートで約3万円。上海市の平均給与所得が月額約2500元です。ごく普通の給与所得者の月給よりも、許巍が1年間に受け取る音楽著作権料の方が低いなんて・・・誰もが耳を疑います。この発言をしたのが穏やかで素朴なイメージの許巍だっただけに衝撃的でした。
ニュース:「上海コンサート準備のため上海来訪 許巍が毎年の音楽著作権収入は2000元と明かす」
http://ent.163.com/09/0416/04/570BU5F000031H2L.html
http://news.xinmin.cn/rollnews/2009/04/16/1825672.html

許巍は歌手なので、音楽著作権以外に商業公演の「出演料」収入もありますが、シンガーソングライターとして王菲(ワン・フェイ)や田震(ティエン・ジェン)に曲を提供し、中国全土でヒットした曲を生み出したのに、著作権収入が年間2000元はいくらなんでも少なすぎます。
許巍はニュース記事の中で次のように語っています。
「1994年に田震(ティエン・ジェン/1990年代に活躍した大陸の女性歌手)のために『執着』を作詞作曲したが、そのとき著作権料として3000元を受け取った。当時は大金だと思ったけれど、レコード会社「香港紅星」の社長は僕に、「もし外国だったらこの一曲のヒットだけで一生食べていける。」と言った。1年間の著作権料は約2000元という現状だけど、僕たちを取り巻く環境は改善に向けて動き始めている。著作権の問題に関しても、今日までに自分が手に入れたものは多すぎるほどで、満足すべきだと思っている。」
15年以上中国で歌ってきた許巍だからこその言葉だと思いました・・・。3000元は現在のレートでいうと、45000円です。1994年当時、北京の平均月収は600元程度だったといいます。

許巍は多くの「内地歌手」と同じく北京を活動の中心にしてきたので、2009年5月の上海公演はチャレンジングなことでした。
「上海の客入りには正直いって自信がなかった。半分埋まればいい方だと思っていた。当初、主催社も上海公演は赤字覚悟だと言っていたが、思いがけずチケットの売れ行きが良くて驚いた。アリーナはほとんど完売でスタンド席の売れ行きも悪くない。本当に安心した。」
ニュース:「許巍 初の上海コンサート 集客は上々で予想を遥かに上回る」
http://news.xinmin.cn/rollnews/2009/05/10/1932856.html
http://ent.qq.com/a/20090506/000022.htm

中国の著作権保護制度の不備は海外からよく批判をあびています。
制度の不備により、利益を十分に享受できないのは海外のコンテンツだけでなく、中国のコンテンツにとっても大きな問題です。解決までにはまだ長い時間がかかると思いますが、許巍がニュースで語ったように改善に向けて動き始めていると信じたいです。そしてどんな制度の下であれ、音楽、エンターテイメントを愛する人が増え続けていくことを願っています。

タグ : 許巍 シュー・ウェイ 



SuperJunior-M ペプシ・ファミリーに加入〜〜ペプシ・ブルーと中華芸能の歩み

ペプシ・コーラ(中国語では「百事可楽」)は中国で最も成功した外資企業の一つと言われ、マーケットシェアにおいてコカ・コーラを大きく上回っています。ペプシ(百事)の中国での成功の要因は、現地人材によるローカル化経営、広範囲を網羅した綿密な営業、そして大規模な広告活動が挙げられています。
中華地区では、その時々において最もギャラが高そうなトップスターを複数同時に「ペプシ・ファミリー」として起用し、様々な形態で広告に参加させます。CM、ポスター、スターの顔がプリントされた缶やペットボトル、グッズ、CD、イベントなどに渡ります。中華芸能ファンであれば押し入れをあさると一つや二つはペプシ・グッズが出てくるのではないでしょうか。

スター歌手を全面に出した広告は、1980年代のマイケル・ジャクソンに始まり、ペプシの特徴の一つと言われています。中華圏に関していうと、香港で1988年からレスリー・チャンを起用しています。レスリー・チャンは中華圏における初代ペプシ・スターです。
1990年代末から2002年頃までは“四大天王”アーロン・クォック(郭富城)、フェイ・ウォン(王菲)、ケリー・チャン(陳慧琳)など香港スター歌手を中心にした宣伝を行い、アーロン・クォックやフェイ・ウォンはペプシとのタイアップ曲がいくつもあります。
2002年以降をみてみると・・・

2002年〜2003年 「Ask for more」 渇望無限
「Ask for more」は、ペプシ・コーラの中華地区でのキャッチフレーズ「渇望無限」の英語表現です。「渇望無限」というキャッチフレーズが使われた期間は長く、1998年から2003年頃かと思います。
2002年、当時人気絶頂であったF4とジェイ・チョウ(周杰倫)がペプシ・ファミリーに加入します。Jay単独で「龍拳」バージョンのペプシCMが制作され、Jayは新時代のアイドルとして君臨します。
そしてF4とペプシがタイアップで「Ask for more」という曲を制作し、F4主演のCMが放送されます。青空の下のF4が爽やかで、数あるペプシCMの中でも最高傑作の一つだと思います。
SARSの脅威が迫ってくる2003年3月8日「百事音楽家族 Blue Power慈善演唱会」が香港コロシアムで行われ、アーロン・クォック、サミー・チェン、ジェイ・チョウ、F4、エディソン・チャンらが出演しました(ペプシ・スターの大先輩であるレスリー・チャンも登場)。音楽とチャリティを結び合わせた、ペプシ広告文化の一つのピークだったと思います。
いわゆる「ペプシ・グッズ」が多く配布されたのもこの頃だと思います。ペプシの懸賞やキャンペーンでペプシ・スターのグッズがもらえたのですが、実際には香港のアイドルショップ等で売られていました。
【写真:F4ペプシ “ASK FOR MORE 渇望無限”】
ask_for_more_f4_pepsi.jpg

2004年〜2005年 “青色戦士”のファンタジー
2004年、9人の大物スターが共演するペプシCMが話題を呼びました。
9人のスターとはアーロン・クォック、サミー・チェン、ジェイ・チョウ、F4、エディソン・チャン、ジョリンです。砂漠の中の古代王国に9人の「青色戦士」が現れて戦うというストーリー仕立てのド派手なCMです。2004年から加入したジョリンは、2009年現在もペプシのメインキャラであり一番の古株となっています。
2005年には「藍色風暴」をテーマにF4がオンラインゲームのキャラのような扮装をしたCMが流れます。
2005年、長年に渡り「ペプシ・スターの顔」の役割を果たしてきたアーロン・クォックがペプシを離れます。「僕の体には青い血が流れている」と語るほどペプシとは堅い絆で結ばれていました。
2005年からルイス・クーが加入し、2005年〜2007年の広告には、かつてコカ・コーラのキャラクターであったニコラス・ツェ(謝霆鋒)がペプシ・ファミリーの一員として登場します。
F4、ジェイ・チョウは契約上は「ペプシ・ファミリー」であっても、2006年以降はCMや広告での露出が減っていきます。
【“ASK FOR MORE 渇望無限”の後続キャッチフレーズ“突破渇望”。2005年のペプシ・ファミリー。F4も当時のメインキャラ。】
pepsi_tupokewang.jpg

2006年〜2007年  Rainの加入とサッカーバージョン
超高額ギャラで韓国スターRainがペプシ・ファミリーに加入し、2006年からRainが前面に出たCMが作成されます。2006年度のCMではペプシ・ファミリーがサーカスに扮し、Rainは肉体美を披露します。ジョリンの踊り子姿も可愛いです。サーカスシリーズの主なキャストはRain、ジョリン(蔡依林)、ルイス・クー(古天楽)、エディソン・チャン(陳冠希)です。
ドイツ・ワールドカップを契機に、ロナウジーニョ、ベッカムなどスター選手が出演するサッカーバージョンも制作されました。Rainとクリスティーナ・アギレラがサッカー場に現れるというバージョンもあります。
2007年をもってRainとエディソン・チャンがペプシ・ファミリーを去ります。
【写真:Rainプリントのペプシペットボトル。隣の緑の缶はSE7ENプリントのスプライト。】
rain_pepsi.jpg
【写真:エディソン・チャンとニコラス・ツェ】
cgx-xtf_pepsi.jpg

2008年  大陸の俳優・黄暁明(ホアン・シャオミン)の加入
2008年から新たにショウ・ルオ(羅志祥)、イ・ジュンギ、黄暁明(ホアン・シャオミン)の3人が加入し、従来からのジョリン(蔡依林)、ルイス・クー(古天楽)と一緒にメインキャラとして活躍します。
俳優の黄暁明(ホアン・シャオミン)は大陸の芸能人として初めてペプシ・スターの仲間入りをします。これは画期的なことです。
Rainと入れ替わりで、中国でも人気の高い韓国スターイ・ジュンギが加入します。
しかし2008年はペプシにしては広告が地味な一年でした。2008年は北京オリンピックの年だったので、オリンピック公式協賛企業であるコカ・コーラが目立ちました。
【写真:ルイス・クーと黄暁明(ホアン・シャオミン)ペプシ広告】
huanxiaoming_pepsi.jpg
【写真:ショウ・ルオ(羅志祥)ペプシ広告】
xiaozhu_pepsi.jpg

2009年 SJ-Mの加入
2009年度から中国を中心に活動する中韓混合グループSuperJunior-Mがペプシ・ファミリーに加わりました。2008年のメインキャラ5人+SJ-Mの7人を合わせた、スター・12人が出演するCMが5月20日頃から放送されています。
【動画:2009年バージョン(リンクは中国の動画サイト)】 youtubeにもあると思います。
http://v.ku6.com/show/8lkPK497TE7lsE6a.html
2009年 ペプシCMのスター12人とは、
香港:ルイス・クー(古天樂)
台湾:ジョリン(蔡依林)、ショウ・ルオ(羅志祥)
大陸:黄暁明(ホアン・シャオミン)、韓庚(ハンギョン)、周覓(ジョウミ)
韓国:イジュンギ、シウォン、ドンヘ、リョウク、ギュヒョン
カナダ籍華人:Henry

という構成で、香港勢が少なくなり随分グローバル化したなという印象を受けます。12人というのは歴代ペプシの中でも大所帯です。4月末の香港ペプシイベントでのSJ-Mの衣装はかなり奇妙だったのでちょっと心配していたのですが、CMでは別に変な服ではありませんでした。カジュアルでカラフルな衣装です。SJ-Mは人数が多いので1人1人のショットは短く、やや目立つのはやはりハンギョンとシウォンでしょうか。2009年第一弾のCMでは、ルイス・クーがおいてきぼりになります。続きのストーリーに期待です。

ペプシとの広告契約期間中であっても、ペプシキャラとしての露出がない場合もあります。また、香港地区の広告にのみ登場したり、グッズやポスターのみでCMには出ないペプシ・ファミリーのタレントもいます。
ペプシ・グッズはもともとキャンペーン用非売品として作られているので、あんまり質はよくないです。でも捨てられません。中華芸能とともに歩んできたペプシ・ブルー、CMやグッズを見返せば懐かしい思い出がよみがえります。
【写真:ペプシ・グッズ】
Pepsi_cd.jpg




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